調剤薬局の年収は頭打ちになる?勤務薬剤師の年収アップ方法

調剤薬局で働く薬剤師の年収を上げる3つの方法

今では、街中で調剤薬局のどこを歩いていても調剤薬局を見かけるようになりましたが、
20〜30年前では考えられない光景です。

 

昔は、診察してもらった病院で薬をもらうことが普通でしたが、
最近は処方箋をもって院外の調剤薬局で薬を処方してもらう医薬分業が当たり前になっています。

 

1974年(昭和49年)の診療報酬改定での「処方せん料の大幅な引き上げ」が行われたことにより
医薬分業が急速に進み、この年は「医薬分業元年」と言われています。

 

病院内で薬を出す(院内調剤)より、処方箋料(病院外に処方箋を発行する技術料)の方が高額になり、
処方箋を出す方がもうかると考えた医療機関は院外に処方箋を発行し始めました。

 

当時、国は医薬分業を推進するため調剤報酬を手厚くしたため、
「調剤薬局を出店すれば儲かる」という状態になっていました。
これにより、医療機関に隣接して調剤薬局が急激に増えていきます。

 

 

医薬分業の目的は、 患者さんが複数の病院から薬を投与されている際の過剰な薬を削減したり、
副作用や危険な飲み合わせの防止といった服薬指導や健康相談などで患者さんに貢献することです。

 

しかし、処方箋を集めれば儲かるビジネスになってしまっていたため、
本来の調剤薬局の働きができていない調剤薬局が問題視されるようになっていくことになります。

 

現在では、「かかりつけ薬局制度」の推進など、
本来の調剤薬局の求められる姿である「地域住民の健康相談になる存在」となっています。

 

薬剤師ならではの専門的な知識を活かして、医療に貢献しなければいけなければいけない時代です。

 

調剤薬局で働く薬剤師を取り巻く環境は時代により変わりつつありますが、
そんな調剤薬局薬剤師の年収事情をまとめました。

 

 

調剤薬局で働く薬剤師の年収

 

薬剤師の主な職種の年収相場は、次の通りです。

 

調剤薬局 約400〜650万円くらい
ドラッグストア 約400〜700万円くらい
病院 約400〜650万円くらい

製薬会社

約400〜800万円くらい

 

 

調剤薬局で働く薬剤師の平均年収は約400〜650万円くらいで、
勤続3年目で約500万円程度です。

 

薬剤師の平均年収は500万円前後ですから、
調剤薬局で働く薬剤師の場合は勤続3年目で平均年収に到達することになります。

 

調剤薬局と言っても、大手調剤薬局チェーンと中堅規模、個人薬局では年収も大きく違います。

 

一般サラリーマンの場合は、大手企業ほど年収が高くなりますが、
調剤薬局はそれとは逆に中小企業の方が年収が高くなる傾向があります。

 

小さい会社は薬剤師の確保に非常に苦労しているためです。

 

大手調剤薬局チェーンは知名度で新卒薬剤師を採用したり、
研修制度をアピールして中途採用薬剤師を確保することができますが、
中小企業はなかなかそうはいきません。

 

そのため、年収を上げたり家賃補助等の条件をよくして薬剤師を集めなくてはいけません。

 

同じ理由で、東京や大阪などの都心部よりも、
僻地や地方都市の薬剤師が不足している地域では薬剤師に来てもらうために
高い年収を出したり、住宅補助や車を支給したりするケースもあります。

 

 

調剤薬局薬剤師の昇給について

昔は調剤報酬が手厚かった調剤薬局も、最近は調剤報酬も年々下がってきています。

 

そのため、会社の増収がなかなか期待できないため、
働いている薬剤師の昇給も大きく上がらないのが現状です。

 

 

調剤薬局薬剤師が年収アップをする3つの方法

 

薬剤師を取り巻く環境も日々変わっており、
以前は薬剤師であれば引く手あまたで高い年収での転職が可能でした。

 

しかし、最近は東京や大阪など都心部では薬剤師の充足傾向が進んでおり、
薬剤師免許を持っていれば誰でも高額年収で転職できる時代は終わりを迎えつつあります。

 

もちろん条件を高くしなければ転職はできますが、年収を大幅にアップとなると話は別です。

 

そんな中で、年収アップを目指して調剤薬局へ転職するための方法を紹介します。

 

 

在宅医療に関するスキルがある

少子高齢化が急速に進む中で、国が力を入れて推進しているのが在宅医療です。
特定の医療期間で患者を見る時代から、地域全体でフォローする体制へと大きな流れができています。

 

診療報酬を見ていても、調剤薬局が利益を取るためには在宅医療への取り組みは欠かせません。
大手調剤薬局チェーンもこぞって在宅医療に力を入れています。

 

キャリア形成を考える上でも在宅医療は必要なスキルであり、
薬剤師としての価値を高めてくれるに間違いいありません。

 

 

管理薬剤師や薬局長の経験がある

管理薬剤師や薬局長の経験は、需要があるため年収アップにつながります。
調剤薬局の場合、新卒で入っても3〜5年程度すると管理薬剤師になるケースもあると思いますので、
そういったチャンスはぜひ活かしましょう。

 

一人薬剤師の店舗の管理薬剤師はマネジメントスキルとはなりませんが、
薬剤師が5人以上いる店舗で薬局長や管理薬剤師の経験があれば、ひとつの評価になると言えます。

 

 

薬剤師が不足している地域で働く

薬剤師の年収は需要と供給により決まります。
薬剤師が足りておらず需要があるのに、「新卒薬剤師がいない」「中途の応募もない」といった
供給が足りていない地域では年収を大幅に上げることが可能です。

 

ただし、注意しなければいけないのがおおて調剤薬局チェーンでは、この方法は活かせません。

 

大手調剤薬局チェーンでも全国転勤可能としている薬剤師は、
地域限定の薬剤師よりも年収が高い傾向があります。

 

しかし、全国転勤可能として勤務している薬剤師が地方の店舗へ転勤になっても
給料は基本的に変わりなく、同じ給与体系となってしまいます。

 

そのため、同じ薬剤師が少ない僻地で働く場合でも大手調剤薬局チェーンではなく個人薬局で働くことです!

 

大手調剤薬局チェーンは知名度で新卒薬剤師を集められますが、
個人薬局の方が薬剤師の確保が非常に大変なのです。

 

特に薬学部や薬科大学のない都道府県は、
新卒の供給もなく薬剤師が育ちにくいので非常に狙い目です。

 

ちなみに、薬学部がない県としては、秋田県や山形県、茨城県、山梨県、和歌山県、 奈良県、
福井県、鳥取県、島根県、山口県、高知県、佐賀県、大分県、鹿児島県、沖縄県があります。

 

そのため、調剤薬局で年収アップを希望する場合は、
「薬剤師が不足している地域の個人や中小企業の調剤薬局」を狙うことがおすすめです。

 

 

年収アップを考えるなら薬剤師転職サイトを利用しよう!

 

今、在宅医療や管理薬剤師の経験がない場合、即席で身につけられるものではありませんので、
今すぐ年収アップをしたい場合は転職が一番簡単な方法です。

 

 

少しでも年収が上がればいい場合

そこまで大幅な年収アップを望まない場合は、地方に行かなくても可能なことも多くあります。

 

まずは転職サイトのコンサルタントに、自分の経験を伝え、今転職した場合の年収相場を聞いてみてください。

 

「調剤薬局で○年の勤務経験があります。
○○地域で転職するとしたら、どのくらいの年収になりますか?」といったような感じです。

 

コンサルタントから提示された額が今の年収より高ければ、転職で年収アップが実現できます。
今の年収と同じくらいや下がるようであれば
今の職場の条件がいいということなので続けていくのもいいのではないでしょうか。

 

年収アップをしたいなら、まず「自分の市場価値」と「薬剤師の年収相場」を知っておくのは非常に重要です。

 

そのためには、ぜひ薬剤師転職サイトを活用することをおすすめします。

 

情報量が非常に豊富ですので、効率的に正確な情報収集が可能です!

 

 

大幅に年収アップしたい場合

100万円以上年収を上げたいなら、地方で薬剤師が不足している中小企業の調剤薬局を探しましょう。

 

先程紹介したような「地方の中小規模は、どこにあるの?」
と思う人がいるかしれませんが、日本全国にたくさんあります。

 

インターネットなどで出てこないので、個人的に見つけることができないだけです。

 

高い年収の求人情報を知りたい人は、
薬剤師転職サイトのコンサルタントに相談するのが一確実な方法です。

 

薬剤師を確保したい地方の小さな調剤薬局は、
来てくれる薬剤師を紹介してくれるように転職サイトに依頼をしています。

 

そのため、コンサルタントに聞けば、
どの地域にどういった条件の調剤薬局の募集があるかすぐに紹介してもらえます。

 

 

個人の調剤薬局は条件についても柔軟に対応してくれるところが多いです。
特に、急ぎで薬剤師を採用したいと考えている場合は、より条件がよくなることもあります。

 

そういった条件交渉もコンサルタントがしてくれますので、自分でやる必要はありません。

 

転職サイトの利用はすべて無料で、求人紹介から履歴書の書き方、
求人先の雰囲気や内部情報など転職に関するあらゆるサポートをしてくれます。

 

利用しないのはとてももったいので、ぜひ有効に活用してください。

 

調剤薬局へ転職を考えている薬剤師さんには、おすすめな転職サイトは2つあり、
それぞれ登録しておけばまず間違いありませんので、まずはこちらを参考にしてください。

 

 

 

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